こんにちは。アフリカ帰りのIT先生です。
今日は
「授業で使えるアプリって何?」
について、iPadにもともとはいっている「標準アプリ」に絞って紹介します。
このような「授業で使えるアプリ」紹介ページはもうすでに多くありますが、
私のブログでは「1人1台」実現後の、子ども自ら活用する方法についてお伝えします。
「授業が楽しく深く」「働き方が楽しく楽に」の実践です。
今日紹介する標準アプリです。
- カメラ
- 写真
- Safari
- 時計
- リマインダー
ではいきましょう。
授業で使えるおすすめiPad標準アプリ5選【1人1台活用法】
①カメラ
具体的使用場面
- 理科の実験や観察の授業
- プリント学習
- 校外学習
- 体育
- 各教科の発表や音読
- 音楽の楽器練習、歌唱練習
ご存知カメラアプリです。
例えば理科の授業などで何かを観察するとき、これまでなら教師が代表してデジタルカメラを持って撮影したり、
子どもに渡すとしてもグループに1台を渡して撮影させたりだったと思います。
しかし「1人1台」では、自分が気になったところや発見したところを、好きなタイミングで好きなだけ写真に納めることができます。
また授業でプリント学習を行った際。何日か後に「また復習させよう」と思って子どもに「あのプリント持ってきてね。」と聞くと
「持って帰って捨てましたー。」とか「どっかにいきましたー。」となる。
しかしそのプリントをカメラアプリで撮っておくといつでも復習が可能になります。
ちなみにプリントを行う前に写真に撮ることをよくしました。後でもう一度1から解くことができます。答えはノートに書くので、プリントの印刷も必要なしです。
また動画も撮影できるので、例えば体育や音楽などの実技系で活用可能です。
自分が運動する姿や話す姿を客観的に見ることで、より具体的に反省、振り返りが行えさらなる成長が見られます。
カメラアプリ、使い方次第で、活用方法は無限大です。
②写真
具体的活用場面
- 撮影した写真や動画の視聴
- 撮影したものを使った交流活動や振り返り
- 写真や動画の整理、削除
カメラでとった写真や、ネットから保存した画像などを管理するアプリです。
アップデートを繰り返すことで、検索がしやすくなりました。
また、写真が増えてきたとしても「お気に入り」に登録すれば、大事な写真にすぐたどりつけます。
子ども達はほぼ毎日、このアプリで写真をのぞいていました。
③Safari
具体的活用場面
- 各教科での調べ学習
- 言葉意味調べ
- 外国語の発音確認
インターネットを使って調べ学習をさせる際、今までなら「パソコン室へ行ってパソコンを起動させる」という動きが必要でしたが、iPadならば一瞬で検索サイトまでいけます。
授業の途中でも短時間でさっと調べさせることができるのは大きな利点です。
上記の「外国後の発音確認」は、Googleで「食べ物 英語」と調べれば、「food」とページ先頭にでてきて、スピーカーマークを押すと発音が確認できます。
便利な時代です。
④時計
具体的活用場面
- 物語文などの通読時間の計測
- 計算時間の計測
- 体育でのタイム計測やスプリットの計測
1人1台iPadにより、1人1個ストップウォッチを持たせられている状態です。
どんな場面でも活用可能です。
私は国語の時間などで、「このページからこのページを○分以内にスラスラ読めたら合格ね」などの課題を出すことがありましたが、休み時間に練習する子どもはこの時計アプリを使っていました。
体育の時間、例えば50m走のタイムをとる時は、教師1人では2人までのタイム計測が限界です。
しかし1人1台ではペアの友達のタイムをはかることができるので、いろいろな走り方をためしながら何度もタイム計測できます。(正確性には欠ける部分はありますが)
持久走の練習などでは1周ラップタイムも1人1人計測できます。細かく自分の走りを分析することができます。
世界の時間や日付変更線がわかるなど、この時計アプリも先生のアイディア次第で使い方は多岐にわたるのではと思います。
⑤リマインダー
具体的使用場面
- 委員会や係などの仕事のリマインド
大人の「To doリスト」的な存在のこのアプリですが、子どもも意外と使えます。
例えば委員会の常時活動。「◯曜日の朝に水やり」などの仕事が割り当てられますが、やはり忘れてしまう子どもはいます。
それをこのリマインダーを使って忘れないように設定させておくのです。
委員会の仕事だけでなく、係の仕事もそうです。それ以外でも、「今日中にプリントの直しをして提出する」なんかもそう。
人間は忘れる生き物です。大人もそうです。「あっ!しまった!」ということは教師にもあるはずです。しかし子どもに対しては「先週も言ったでしょ!?」「何でまた忘れたの!?」という指導をしてしまいます。
大人も子どもも忘れるんです。だから忘れることを想定して「忘れないための工夫」の方法を学ぶことが大切です。その方法の一つがこのアプリです。
子どもも自分の責任感をまっとうできる。教師も不必要な指導をすることがなくなります。
まとめ
以上、「授業で使えるおすすめiPad標準アプリ5選」でした。
できるだけ具体的に活用方法を書いたつもりですが、これら以外にも使い道はたくさんあると思います。
ぜひ先生方のこれまでの経験とこの新しい情報端末とを融合し、様々な活用方法を考えていっていただければと思います。
以上です!お読み頂きありがとうございました。