学級経営

【学級開き成功の鍵】学級開き初日に向けて○○を作ろう!

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学級開きの初日っていったい何をすればいいの?

何を話せばいいの?

「1日目はめちゃくちゃ大事!」といろんなところで聞くけれど…

という声におこたえします。

学級開きの1日、3日、1週間は

その後の1年間を決めるほど重要であると言われています。

その中でも特に初日。

想像してみてください。

みなさんが学生で1年間の初日。

先生の話がダラダラ長く

何を話しているのか、何が大切なのかも分かりづらく

楽しくも何ともない1日だったら。

その後200日もある学校生活を

「よしがんばろう!」とスタートできるでしょうか?

難しいですよね。

なので初日は大切です。

ここで子どもに

「この先生でよかった!」「このクラス楽しそう!」

と思わせられるかどうかは

その後の学級経営に大きく関わってきます。

その初日の準備で絶対に作るべきものを紹介します。

特に初任の先生、若手の先生にとって

これがあるかないかでは大きな差が出てしまうと

私は確信しています。

私はもうすでに若手ではありませんが

毎年必ず作っています。

これさえ作れば学級開き初日は成功します。

ぜひこの記事を最後までご覧頂き、

学級開き初日のロケットスタートを決めましょう!

結論から…

学級開き初日の成功へ向けて、作るべきもの…

それは「台本」です。

なぜ「台本」が必要?

学級開きの初日は大事であると何度も述べていますが

じつはこの初日はあまり時間ないんですよね。

他に配るべき物(書類や教科書)やすべきことが多いので。

なので子どもに対して自己紹介をしたり大切な話をする時間はかなり限られています。

そのために入念な準備が必要となるわけです。

台本を準備せず「なんとなくこういう話をしよう」だと

きちんと話ができずに終わってしまう可能性が大きいのです。

なので事前に何をどう話すのかを熟考し、

実際に言葉にして書き出すことが大切だと私は思っています。

書き出すことで時間的に全ての活動や話をすることが可能かどうかも見えてきます。

書き出すことで無駄も見えてきます。

なので「台本」を作ることは必須だと考えています。

どう「台本」を作る?

ではその台本をどのように作っていくのかについて解説します。

1日の活動の流れを書き出す

まずは1日の流れを把握します。

  • 着任式
  • 始業式
  • 教室へ移動
  • 教科書を取りに行く
  • 教科書、書類の配布
  • 担任自己紹介
  • 担任の語り
  • ミニゲーム
  • 連絡帳
  • 帰りの準備
  • 帰りの会、下校

のように、行うことを順番に書き出します。

ここで1日の流れを確認します。

上の活動の流れを見て

「え、配布物の前に担任の自己紹介した方がいいんじゃないの?」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そこは先生方によって考えも異なると思いますので

自分のスタイルで考えるのがいいと思います。

私ははじめに自己紹介や話をして

後に時間がない中で焦って教科書や手紙を配ると

配り忘れや間違いが起きやすいと思っているので

はじめに配るべき物は配り、学校や学年で共通してするべきことを

はじめに全て行ってから話をするようにしています。

各場面でのセリフを考える

活動の流れが決まれば、次にそれぞれの場面で何を話すのかを考えます。

経験のある先生は話す内容を箇条書きなど、簡潔にまとめて書けばよいと思いますが

若手や特に初任の先生は話す言葉をセリフのように書き出すことをおすすめします。

その方が緊張状態が続く当日も落ち着いて話すことができるからです。

「えーっと」などの間もあけることなく、スムーズに話すことができます。

私も毎年、話し言葉で台本を考えています。

言葉を削る

言葉を一通り書き出したら次は言葉を削っていきます。

教師というのはどうしても長く話してしまうものです。

大切なことを伝えたい、初日のみんなが話を聞いてくれるうちに話したい

という思いからどうしても話す時間が多くなってしまいます。

しかし長く話しても子どもにはなかなか伝わりません。

できるだけ短く、そしてシンプルに伝えるために

一度書き出したセリフの中で、必要のない言葉を削っていきます。

1日が終わった後に子どもが

「先生がこれは大事って言ってた」と

家に帰って言えるよう

できるだけシンプルにしましょう。

練習する

台本が完成すれば終了!

ではなく、子どもが前にいると想定した練習を行います。

私は自動車通勤なので、主に車の中で練習していました。

この時には考えた台本を一字一句覚えるのではなく

しっかり自分の言葉で語れるようにします。

私はだいたい毎年同じ内容の話をしているので

もうほぼ頭に入っています。スラスラと話すことができます。

すると子ども達の前でも自信を持って話すことができます。

必ず練習をしましょう。

そして初任の先生ならその台本を一度誰かに見てもらうこともおすすめです。

アドバイスをもらえるかもしれません。

私、サンバの台本…

先ほど述べた通り、私も学級開きの前には必ずこの台本を作成しています。

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まとめ

以上「【学級開き成功の鍵】学級開き初日に向けて○○を作ろう!」でした。

「台本」を作ることが重要であるということを説明させていただきました。

1年間どのようなクラスを作っていきたいのかを考え

学級開きの台本を作っていきましょう!

必ずいいスタートが切れますよ。

以上です!ご覧頂き、ありがとうございました!

学級開きで毎年参考にしている書籍です。