6年社会

【6年社会】江戸の人々のくらし【授業アイディア】

「江戸の人々のくらし」の学習が楽しくなる、子どもがよく考える授業アイディア、発問集!

  1. 教科書「江戸の人口変化」のグラフの変化を隠して提示。
  2. 江戸の人口は増えたと思いますか?減ったと思いますか?

グラフは隠して見せるのがよいです。いきなり見せて、「読み取ろう」とか「人口は増えた?」と聞くよりも、「どう変化するんだろう?」など、子どもが自然と考えます。隠し方は例えば

  1. 教科書のグラフを写真にとる
  2. 写真をパソコン、タブレットなどに取り込む
  3. プレゼンソフト(パワーポイントなど)を使って、図形などを重ねて隠す

それを視聴覚機器を使って子ども達に提示するか、プリントアウトして配布することもできます。

子ども達の予想後、増えたことと、当時人口密度が世界一だったことを伝えると驚きます。人が多い江戸の様子の浮世絵などを見せるとより分かりやすいです。

人口が増えることで困ることはどんなことですか。

食べ物 住む場所 犯罪 ゴミ などなど…

色々なおもしろい意見が出ます。

  1. 当時の江戸の絵や写真を提示(ググれば出てきます)
  2. 今みんなが発表した「困る」ことと、この絵・写真を比較して、矛盾しているところはどこですか?

ゴミがない  街がきれい

江戸は人口密度が世界1位だったにも関わらず、とても綺麗な街だったと、外国から訪れた人の記録に残っています。ではなぜ江戸の街はきれいだったのでしょうか。予想してみましょう。

江戸がきれいなのは、当時の超循環型社会であったことに起因します。ここから江戸にどのような仕事があったのかを考えさせることで、「江戸の仕事」の学習につなげていくことができます。

6年歴史の授業では以下の書籍を参考にしています。

以上です!ご覧いただきありがとうございました!