「GIGAスクール1人1台時代に、授業に使えるアプリってどんなの?」
そんな声におこたえします。
今日は「お絵かきアプリの授業おすすめ活用法」です。
当然1人1台であるならばかなりのシチュエーションで使えますが、
先生の端末にいれるだけでも活用法は様々です。
今日紹介する活用方法です。
- 簡単復習
- 自分の考え
- ゲーム
- プリントへの書き込み
- 計算用紙
- 作品作りへのアドバイス
お絵かきアプリおすすめ授業活用法【めちゃ便利です!】
①簡単復習
「では漢字復習します。きょう味の『きょう』」
と言ってアプリに書かせる。書けたらペアで正しく書けているか確認する。
これはノートでも確かにできます。
ただアプリであるならばある程度「大きく」書かせることができるので、子どもがアプリに書いた字を使って全体指導が可能です。
「しっかり最後もはらえててバランスよくかけてるね」
「気づきにくい間違いが1つあります。どこでしょう?」
「ここがはねていなければ、今回のテストはバツにします」
のように。
「暖流と寒流がぶつかる所は?」
「1324は偶数?奇数?せーのーどん」
こういった質問の回答にも活用できます。
授業のメインである主発問に対する考えはノートに書かせる。
ただ、授業導入やふりかえり場面で、これまでに学習したことやその日に学んだことを「さっと確認させる場面」ではとても使えます。
②自分の考え
上記の①は一問一答形式でしたが、発問に対する自分の考えも書かせることができます。
「養殖業のよさは何かな?教科書や資料集のグラフなどを使って説得力のある説明をしよう」
というとき、ノートに自分の考えを書かせて、その後はこのアプリで考えの説得力を上がる「1枚のスライドのようなもの」を作らせます。
このアプリは写真や画像なども簡単に取り込め、トリミングなどもできます。
慣れればさっと1枚を作ることができるようになります。
例えば教科書のグラフを貼り付け、注目してほしい部分に印や簡単な言葉を添えます。
子どもの話す力をより高めることができます。
「短い時間で資料を作る、まとめる」は様々な場面で生きてきます。
また聞いている方も視覚的な情報があるのでより分かりやすく、言葉よりもより聞けます。
③ゲーム
以前の記事で紹介した「絵心ゲーム」や「かぶっちゃやーよ」などのゲームで活用可能です。
紙の準備を必要とせず、すぐにゲームを行うことができます。
このアプリを使えば、その他にもいろいろなゲームでも活用可能です。
④プリントへの書き込み
以前の記事の中で、「プリントを行う前に写真を撮って保管させておく」という使い方を紹介しました。
答えを書いてあるものを撮るとどうしても答えに目がいってしまし、勉強としての効率が上がらなくなる場合があります。
しかしまっさらなプリントを撮っておくことで再び問題を考えることができます。
プリントを見ながらノートにやらせてもよいのですが、直接書き込みさせながら解かせることもできます。
経験から、ノートにやらせるよりもこのアプリの方が子どもはハードル低く、何度も復習していたような気がしています。
多機能なアプリなのでアップにして書かせたり、ペンの太さを変更したりすると、タッチペンなども使わず指でも細かい書き込みが可能です。
復習の時におすすめです。
⑤計算用紙
プリントやテストを行なっているときに計算スペースが足りない時、このアプリを使わせることもありました。
紙の準備が必要なく、また保管も何枚でもできるので、あとで「どこで計算間違えがあったのか」も参照できます。
おすすめです。
⑥作品作りへのアドバイス
これは1人1台での活用法ではなく、先生が持つ端末にアプリを入れていれば使えます。
例えば子どもが学習のまとめとしてポスターや新聞を作っているときや、図工で絵画に取り組んでいるとき。
「ここをもっとこうしたらいいんじゃない?」
と言葉だけで説明するのではなく、
アドバイスしたい子どもの作品を写真にとってこのアプリに貼り付け、
そのアプリの中で実際に「こうしたらいい」というものを書いて見せると、より子どもに分かりやすく伝えることができます。
いろいろなペンや色も用意されているので、図工の授業でも細かい表現が可能です。
これもかなりおすすめ活用法です。
まとめ
お絵かきアプリの活用法でした。1つでも参考になれば幸いです。
以上です!お読み頂きありがとうございました!