- 月曜日朝の思い空気を打破するために
- 子ども同士をつなげるために
- ゲームを通してルールを守ることの大切さを伝えるために
- 何より子どもを笑顔にさせるために
簡単にできるゲーム集を紹介します。
準備は「紙と鉛筆」ぐらい。
もしGIGAスクール構想で1人1台が達成しているのであれば
紙と鉛筆すらいりません。
準備いらず、ルールも簡単でめちゃくちゃ盛り上がるゲームを12個厳選して紹介します。
ではいきましょう!
確実に盛り上がる!!準備いらずの短時間ゲーム集12選
①人数当てゲーム
- 紙やホワイトボードを配る
- お題を出す 例:昨日コンビニに言った人?
- クラスで何人かを予想を書かせる
- 「昨日コンビニに行った人?」と聞き挙手させ、人数を数える
- ピッタリ、または人数が近ければポイントゲット
お題のストックさせあれば、これは短時間で本当に盛り上がるゲームです。
ピッタリがいればその子にポイントを。
ピッタリがいなければ近い順にポイントを与えるといいと思います。
昨日自転車に載った人 昨日麺を食べた人 昨日家から出なかった人 昨日〜に行った人 土日に〜をした人 昨日習い事があった人? など
②長い言葉探し
- お題を出す 例:野菜
- そのお題に合った長い言葉を考え、ノートなどに書く
- 発表させ、長い言葉ベスト3にポイントを与える
- 例:1位ブロッコリー 2位ぶなしめじ 3位キャベツ
- お題を変え、何回か行う
「おいしいにんじん」など、単語でなければアウトです。
子どものボキャブラリー思考がマックスに回転します。
ちなみにお題に合った最も長いであろう単語を教師が考え、提示すると
「お〜」「すごい!」となります。
正月といえば スポーツ 赤いもの 料理 洋食
給食メニュー ゲーム 先生の名前 など
③Yes Noクイズ
- 代表を1人決めて前に出す
- お題を書いた紙を背中にはる 例:ランドセル
- 他の子に背中を向け、お題を見せる
- 代表は、代表以外の子が「はい、いいえ」で答えられる質問をする
- 例:生き物ですか?→いいえ! 教室にありますか→はい!
- 答えが予想できれば「それは〜ですか?」と聞く
- 不正解なら質問を続ける
「はい、いいえ」のみで答えられる質問をしながら
代表がお題を当てるゲームです。
「質問回数を制限する」「何回の質問で答えに辿り着いたかを競う」
などの制限を設けると、さらに盛り上がります。
お題に「〜先生(担任の先生)」をするとめちゃくちゃ盛り上がります。
④この声はだれ?
- 4〜5人が教室の外に出る
- そのうち1人が「おはよう」など声を出す
- 誰が声を出したのかを当てる
「声を変えてもOK」
「声を変えずに3人が同時に言います」
「裏声で」など、
バリエーションを変えると何度も楽しめます。
⑤拍手誘導ゲーム
- 代表1人を教室の外に出す
- 教室にある物(マグネットなど)を1つ選ぶ
- 代表が教室に戻る
- 代表が選ばれた物に近づけば近づくほど大きな拍手をする
- 選んだ物から遠ざかれば拍手を小さくしていく
- 拍手以外、私語はできるだけしない
- 代表が答えを手にしたらスタンディングオベーション
選ぶ物は「教師用定規」「黒板消し」「ほうき」「〜くんの筆箱」などなど。
「1分以内」などの制限を設けて行います。
拍手が溢れ、雰囲気が良くなるゲームです。
⑥紙飛行機リレー
- 列の先頭に折り紙を1枚渡す
- 10秒以内で数回折り、時間が来たら後ろの人に渡す
- 同じことを繰り返す
- 列の最後が折って完成
- 列の代表1人が投げて飛距離で勝負
折った部分を戻すのはなしにします。
そうしないと「お前のこの折り方あかんやろ」となる子が出てくる可能性があります。
投げるのは代表ではなく、教師が投げるのもあり。
2回戦を行うなら
「始める前に30秒列で相談OK」
「列の順番を変えて」
「滞空時間勝負」
などの手立てで飽きなく楽しめます。
⑦土日先生クイズ
- 教師は土日に何かスマホで写真を撮っておく 例:新しく買った物 出かけた場所など
- テレビ、プロジェクターでアップで提示する
- 「これはどこでしょう。先生が行った場所です。」と問題を出す
少しずつ写真をもとのサイズに戻していく
スマホ、タブレットがあれば簡単にできます。
見たテレビ番組 読んだ本・マンガ 飼っている動物
食べたもの 土日にあったハプニング など
⑧3回目ピッタンコ
- お題を出す 例:人気の教科
- 2〜4人のグループで「せーの」で言う
- これを3回繰り返し、3回目で全員揃えばOK
同じものを連続して言ってもよい
2回目に揃えばアウトで、ヒントなどおしゃべりをしてもアウト
赤いもの 果物 球技 好きな曜日 など
「3回目に揃える」というのが読み合いとなって盛り上がります。
グループではなく全員でやるのもおもしろいです。
「先生といえば」というテーマで最後に担任の先生の名前で揃うとスッキリします。
⑨時限爆弾しりとり
- 紙(タブレット)を2人に1枚配布する
- タイマーを2分に設定する
- タイマーを隠してスタート
- しりとりの始めの言葉を指定する
- 「りんご→」と書いて横に渡す
- 続きに「ごま→」と書いて横に返す
- それを繰り返し時間となった際に紙を持っている方が負け
「タイマーを隠す」がポイント。
スリル満点です。
⑩テレパシーゲーム
- 紙(タブレット)を配る
- お題を出す 例:好きな教科
- 横の人が書きそうなものを書く
- 「せーの」で見せ合い、同じならポイントゲット
好きな季節 休み時間人気の遊び 人気給食メニュー
好きなお寿司ネタ じゃんけんで最初に出すのは? など
何人かのグループや、全員で「かぶっちゃやーよ」でもできます。
バリエーション多数可能なゲームです。
⑪誕生日当てマジック
- 電卓を1人1台配布する
- 自分の誕生日の「月」に4をかける
- 出た数字に9をたす
- 出た数字に25をかける
- 出た数字に誕生日の「日」をたす
- すると子どもの電卓には誕生日とはほど通り数字が羅列する
- 1人を指名し、その数字を言わせる
- 教師の電卓でその数字から255を引くと誕生日の数字が並ぶ
子ども達の電卓で最後に255を引かせ、誕生日の数字が並ぶだけでも喜びます。
しかし「255を引く」を隠し、教師の電卓でそれをやって
「君の誕生日は○月○日だ!」とやった方がマジック感が出ます。
「家族の誕生日」などするとより子ども達は驚きます。
⑫シンプルになぞなぞ
- 世界の真ん中にいる虫は? 蚊
- ハンガーを使わない都道府県は? 福岡県(ふくおかけん)
- 幼稚園、小学生、中学生、高校生。1番背が高いのは? 幼稚園(建物)
- 父さんカエルはケロケロ、母さんカエルはゲロゲロ、では子どもはなんと鳴く? 子どもは鳴かない(子どもはおたまじゃくし)
- タコ、エビ、カニ、掃除が上手なのは? タコ(墨(隅)をはくから)
- 西にいる虫は? 蜂(にしがはち)
- 「おおおううう」これは誰?お父さん(「お」と「う」が3)
- ひっくり返ると軽くなる生き物は? イルカ(軽い)
- 男の人専用の調味料は? お酢(オス!これは女性も言いますね笑)
- スポーツを教えてくれる都道府県は? 高知(コーチ)
- ツヨシ君のお父さんには5人息子がいます。イチロー、ジロー、サブロー、シロー、ではあと1人の名前は? ツヨシ
- 学校の中でどんどん歳をとる場所は? 廊下(老化)
このアイテムがあるとこういったなぞなぞ、クイズはさらに盛り上がります!
まとめ
以上が「確実に盛り上がる!!準備いらずの短時間ゲーム集12選」でした。
こういったゲームは1回やって終わりではなく
様々なバリエーションを持っていれば1年間を通して何度も楽しめます。
少しずつ小出しにしていくのがポイントだと思っています。
「もう1回やりた〜い」と言われればやってあげたくなりますが
「やりたい」という状態で終わるのも大事。
ぜひぜひこれらのゲームで楽しい学級経営を!
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