1人1台

1人1台端末で使えるおすすめ便利デジタルグッズ4選【授業も働き方も変わります】

「年内に全ての公立校に1人1台を配布する」

と国が宣言してからはやくも11月。

先生方の学校ではGIGAスクール構想、進んでいるでしょうか?

  • 「うちの学校はiPadが入るらしい」
  • 「ロイロノートが使えるようになるみたい」
  • 「Chromebookが配られる」

などの声も聞こえてくるようになりました。

国が言うように年内に全ての公立校での配備は難しいかもしれませんが

どの学校もある程度は進んできているのではという印象を受けます。

そして今回の記事では「1人1台端末で使える便利デジタルグッズ」についてご紹介します。

もし学校で購入が可能であれば購入してもらいましょう。

それが無理なら「自腹」でも絶対に購入するべきグッズを紹介します。

授業、働き方が大きく変わります。

今回は4つに絞っての紹介です。

これ以外にも便利グッズはあるのですが、

「これは学校からの支給はない可能性が高い」

と考えられるものに限定しています。

それではいきましょう!

1人1台端末で使えるおすすめ便利デジタルグッズ4選

①タッチペン

もし導入される端末がタッチパネル式であるならば「質のいいタッチペン」は必須です。

例えばロイロノートなどで提出されたプリントやノートに採点やコメントを残す時に活用できます。

当然「指」でも書くことはできますが、細かい作業には全く向いていません。

私の自治体ではiPadが1人1台数年前から導入されているのですが、コロナウィルスのために学校が休校になった期間中は家庭に持ち帰らせてロイロノートを使い、オンラインでの授業や課題の配布、提出を積極的に行っていました。

提出された課題にはiPad上で丸付けを行ったりコメントを残したりして返却していました。

私はすでに持っていたApple純正の「Apple pencil」を使っていたので快適に作業していたのですが、私以外の先生は始めは全員指を使って書いていました。

しかし1週間後にはほぼ全員の先生がタッチペンを購入していました。

休校が終わり通常の授業が始まった後でもそのタッチペンを使って作業されている先生を多く見かけます。

また教科書を写真に取り、そこにタッチペンを使って書き込みをしながら子どもたちに提示、指導することも可能です。

この方法は授業でかなり活用しています。

タッチペン、おすすめです。

じゃあどのタッチペンがいいのか?という話になるのですが、

もし導入される端末がiPadならば断然おすすめなのがApple pencilです。

値段は少し高いですが、使い始めて2年以上

購入したことを後悔したことは1回もありません。

これなしで仕事はできないとさえ思っています。

紙と鉛筆にかなり近い感覚で書くことができます。

また、goodnotes5というアプリを使って、完全にノートや書類などをデジタル化しています。

GoodNotes 5
GoodNotes 5
¥980
posted withアプリーチ

授業案やメモなどもすべてApple pencilで書くようになりました。

かなりおすすめです。

Apple pencilは第1世代、第2世代と2種類あってそれぞれ使えるiPadが違います。

また、iPadによってはApple pencilに対応していないものもあります(今となってはかなり古い型ですのでこれから導入されるiPadはほぼ対応していると考えていいと思いますが)ので、購入の際は使用可能かどうか、第1世代第2世代どちらなのかを確認してからがおすすめです。

「タッチペンにこれは高い…」という方に、安くて質のよいタッチペンを紹介します。

以下のタッチペンは実際に私の周りの先生方が使われていて、私も実際に試しいいなと感じたものです。

Apple pencilと非常に似たすっきりしたフォルム。

書き心地も純正のものと比べると劣りますが、指に比べると断然かきやすいです。

Amazonでの評価も高くおすすめです。

ペン先が円盤型になっているこのペン。

始め見たときは「なんじゃこれ?」と思ったのですが、

使ってみると意外と書きやすいです。

何よりも2本セット、ペン先などが付属してこの値段。

まずはこのあたりから試してみるのもいいかなと思います。

②タブレット三脚

もしChromebookのようなパソコン型の端末が導入されていればこの商品は使えません。

もしタブレット型のものが使われていたらこの三脚は非常におすすめです。

  • 子どもの発表などの姿を撮影できる
  • 授業の様子を撮影できる
  • 全員の集合写真を撮影できる
  • オンライン授業が撮影できる

などに活用できます。

私は日々の授業を撮影していました。

ビデオカメラでも可能ですが、ビデオカメラを充電し撮影し、データをパソコンなどに移すことを考えると

タブレットでは気軽に動画に残し、すぐに視聴が可能なので非常におすすめです。

子どもたちの評価にも使えますし、当然自分の授業の反省にも使えます。

おすすめです。

③机に固定タイプのホルダー

これもタブレット型限定かもしれません。

このホルダーがあるとタブレットを書画カメラ的に活用することができます。

しかも書画カメラより設置や起動が簡単で短時間。

電源も必要なし。

ノートの書き方を指導するときや子どものノートや作品の提示。作業の説明など多くのことに活用できます。

これもかなりおすすめです。

④その端末そのもの

Twitterを見ていると「子どもには1人1台配布されるが、教師には配られない」というツイートをいくつか見ました。みなさんの自治体、学校ではどうでしょうか?

これはかなり「ありえない」ことだと考えています。

先程も述べたように私の自治体では1人1台iPadが導入されていますが、

もし「明日から子どもにChromebookが1人1台配布されます。先生分はないけどたくさん使ってね。」

と言われた場合、まったく使い方が分からないので教えることもできなければ、授業での効果的な活用もできません。

最低でも教員にも1台配る。理想なのは子どもに配布する前に教員に配布し、研修などを行う。

しかしそうではない自治体が多いようです。

もし私がそんな状況になったら迷わず自分用の端末を購入します。

それぐらい1人1台の情報端末は教師の仕事を変える可能性を秘めているということを経験上知っているからです。

ただなんで教師には配らないんでしょうか?

国からの予算は子どもへの配布だけで教員分は含まれていないのかな。

まとめ

以上が「1人1台端末で使える便利デジタルグッズ」でした。

かなりおすすめです。

1人1台になれば授業が変わります。働き方が変わります。

新たなものが加わると先生方の負担となることも多いですが、

ぜひ積極的に、前向きに活用してもらいたいと思っています。

参考にしていただければ幸いです。

以上です!ご覧いただきありがとうございました!