1人1台タブレット配布されたけど、授業でどうやって使えばいいの?
という声におこたえします。
今回は社会編。
社会の授業での効果的な使い方を紹介します!
ではいきましょう。
1人1台タブレット端末の授業活用アイディア【社会編】
①アプリの活用(短時間学習)
授業の始めの時間や隙間時間、空き時間に「知識習得」を目的にアプリを活用します。
社会学習に関するアプリが数多くありますのでそれを活用します。
活用次第で非常に効率的に知識をつけることができます。
例えば都道府県。
これを全て完璧に覚えさせるのは大変です。
子どもにとっても大変。
覚えさせるためにプリントなどを用意する先生もいるでしょう。
しかし1人1台のタブレットがあればアプリを使って楽しみながら都道府県のような知識を習得できます。
また、授業が早く終わったり、作業が早く終わった児童など、隙間時間や空き時間にも活用が可能です。
アプリをダウンロードさえすれば、「終わった人は~のアプリを使って都道府県の勉強をしておいてください」
この指示で子どもたちは静かに活動します。
以下いくつかのおすすめアプリをのせておきます。
他にも多数のアプリがあります。
いろいろお試しください。
②調べ学習
調べ学習の時に「パソコン室に行きパソコンを起動させる」をすることなく、1人1台タブレットがあればすぐに調べさせることができます。
言葉の意味、データ探し、人物調べなどなど様々な単元で活用できます。
教材研究のときに「これは知ってるだろ」って思っていることでも
「せんせー、~って何ですかー?」という質問が急に来ても
「調べてみて」
ですぐ調べさせられます。
いい時代です。
③資料の配布
例えば教科書や資料集にない二次資料を子どもたちに見せたい場合、これまでなら人数分印刷をしたり、拡大印刷をするなどして提示していました。
しかしAirDropやロイロノートを活用することで、その手間は完全になくなります。
しかもその資料の隠したい部分などを編集機能で加工し、配布することもできます。
「グラフの一部を隠して提示し、どのように変化するのかを予想させる」などは授業で非常に使えますし、子どもにも考えさせることができます。
④写真、資料の加工
これから紹介する④と⑤は1人1台というより、教師が持っているタブレットで活用可能です。
③で紹介したように、写真や資料、グラフなどを加工するのもタブレットを使うと簡単にできます。
私はkeynoteを使って隠す部分を図形で覆ったり、注目してほしいところを強調させたりしています。
例えば棒グラフであるならば昔のデータは示し、その後の変遷は隠して、どのように変化したのかを予想させる。
また6年の自由民権運動の授業では、有名な演説中の絵の空を飛ぶ急須(やかん?)を隠して提示し、「ここには何が隠れているのか?」「この急須はだれからだれへ投げられているのか」を考えさせます。
教科書の資料やグラフも、1部を隠すことで子どもがより興味を持って見るようになります。
社会の授業を考える際に、迷ったときはこの写真資料を「隠す」を本当によく使います。
⑤動画の視聴
社会の授業では動画を見せることもよくあると思います。
文字や写真だけでは伝わらないことでも、映像では新たな気づきや学びを得ることができます。
NHK for school や Youtubeで様々な動画の視聴が可能です。
また私は子どもにイヤホンを持たせていたので、それぞれ個人でも動画を見せていました。
1つの動画を何回か見せたり、気になる部分を何度も試聴して気づいたことを交流させたりしていました。
これは1人1台で可能なことだと思います。
まとめ
以上が1人1台社会授業での活用アイディアでした。
- 短時間学習のためのアプリの活用
- 調べ学習
- 資料の配布
- 写真、グラフの加工
- 動画の視聴
ぜひ参考にしていただければと思います。
以上です!ご覧いただきありがとうございました!!